「100人以上の講演会」の構成について(その1)

いままでやってきたイベントについての考え方を

ちょっと、まとめようかなと思い立ち何回かに分けて、私なりの考え方をアウトプットしてみたいと思います。

 

100人以上の参加者となうような、イベントの企画について

主催者ではなく、主催グループ側(お手伝い)という視点からの考え方になります。


◇ エンディングをイメージする

・すでにイベントの内容(「XXXさんの講演会」とか)が決まっている場合

 (出演者が決まっている場合)

・これから XXXなこと をしていきたいから協力して! と言われている場合

 (出演者を決めていく場合)


大きくこの2つのパターン(出演者が決まっている・決まっていない)のどちらかかから参画することが多いと思います。

何をするかが決まらないと、はじまらないしイメージもできないので

  誰が(出演者)

  どこで(会場・参加人数規模)

  いつ(日程・準備期間)

は、決める必要がありますね。


様々なイベントに参加していくと、この人は情熱系、この人はゆるい系、この人は泣き系

のように出演者によって色が違うのがわかってきます。

出演者をこれから決める場合は、イベントの主旨によって、この人がいいかなぁなんて話もできます。


講演会でも複数人の出演者が登壇することがありますよね。

その場合は、順番ってかなり重要になります。

この辺りは、おいおい記事にしていこうと思います。


  誰が(出演者)

  どこで(会場)

  いつ(日程)


が決まったら、会場へ下見をしにいきます。

・音響や照明などの設備の有無や

・電源コンセントの位置

・入口からの動線

・ロビー(ホワイエ)の広さ

・トイレの場所や広さ

・控室の位置

などもみるんですが、、、、


一番は、

イベントのエンディングをイメージするためです。


エンディングの時に、

 自分はどこにいて

 自分は何をしていて

 会場と舞台の照明の明るさ

 どんな曲がかかっているのか、あるいはいないのか

 ステージにはだれがどこに立っているのか

 他のスタッフは、だれがどこに 立っている? 座っている?

 お客さんの反応は?

 ・・・それらをみている自分はどんな感情になっているのか

 というエンディングの一場面をイメージする材料を探しに会場に下見をしにいきます。


で、エンディング後にイベントの終了のアナウンスが流れたあと、会場の変化・動きをイメージします。

・ステージの上の状況(垂れ幕がさがる?、下手にはける?、サインコーナーに移動する?)

・お客さんの状況(すぐに帰る? アンケートを書いている? 物販コーナーに行く? サインコーナーにいく? 知合いのスタッフに挨拶しにいく? 講師に名刺交換しにいく? など)


◇ どんな余韻が残るか

・イベント終了後

・イベント会場を出て家に帰ったとき

・翌日

 「イベントに参加された人たちがどんな余韻をもってすごすのか」

こんなことをイメージしながら、、、、

再度、エンディングの場面をイメージし直します。


まずは、エンディングというゴールをイメージするところから始めます。

 




IT系イベントサポーター 長野のひろちゃん 公式サイト

コンピューター関連の会社員をしながら、週末はセミナー、講演会、自主上映会などのイベントのスタッフとしてお手伝いをしています。