「100人以上の講演会」の構成について(その4)
睡眠しているときにみる夢って、あなたの場合はどこからの視点でしょうか?
1)自分の姿が映った映像の夢
2)自分の肉眼からみた映像の夢
1)のパターンは1つだけ覚えているんですが
基本的には2)のパターンで夢をみることが多いです。
(ほとんどの場合は忘れちゃうんですけどね)
この2つの自分の夢の見方(テレビや映画で言うとカメラの位置)で、講演会のイメージをしていきます。
私の場合は、まずは、、、、
「会場の玄関を入るところから」
上記では、イメージという言葉を使いましたが、シュミレーションという表現のほうがあっているかも。
会場の下見をしているので、
・どんなところか
・どこになにがあるか
は情報としてわかっています。
そこで、、、、
自分が ”お客さん役” になって入場から退場までをシュミレーションしてみます。
◇ 頭のなかで映画を作るように繰り返し想像してみる
今、チケットを持っている? 当日券を買って入る?
なんてことを想像してみると、「受付」ってどうなっている?どうなっていたらいいかな?
ということも見えてきます。
(ある程度、講演会などのイベントに参加したことがないと想像しにくいかもしれませんね。)
空いている席に座って、開演を待ちます。
司会が出てきて、開演のあいさつ。
主催者が出てきて、イベントの主旨説明。
・・・・このとき、会場の照明は 客席とステージ共に明るいほうがいいのか
客性の方を照明を暗くする、やや暗くする としたほうがステージに集中できそうか
なんかも想像したりします。
次に、講師の講演。
講師によっては、講演時にスタッフはステージフォローしなくてもよかったり
パソコンでのプロジェクター投影やBGMを流すなどの演出フォローが必要だったり、、、
この辺りは事前に講師の標準的な講演スタイルとイベントの趣向を講演者に依頼してどんなスタイルで講演をするかを確認しておく必要があります。
あと、司会、主催者、講演者はステージの上手(かみて)、下手(しもて)どちらから登場した方がいいか(演出的に)、あるいはどちらか片方からしか登場できないか(会場のレイアウト的に)、退場は上手、下手どちらがいいか
なども想像します。
・上手(かみて):客席から見てステージ右側
・下手(しもて):客席から見てステージ左側
会場の方(音響や照明の担当者)と打ち合わせするときにでてくる用語なので知っておくといいですよ!
もちろん、想像できないこともあるので、そこは飛ばして先に進みます。
で、、、
講演会が終わって、会場の建物からでるところまで
を想像します。
上記の、「入場から退場まで」を繰り返し繰り返し想像します。
自分の頭のなかで映画を作っていくように!!
シュミレーションとかイメージとか難しそうって思う人もいるかも。
そんな時は、
・サッカーの作戦会議や解説などで、グラウンドのイラストに選手をコマに見立てて
相手がこう動いたら、こちら側は誰がディフェンスする、マークする
というようなのを見たことがあるかと思います。
・将棋の対局後に感想戦といって、もしこのような手を打っていたら
なんていうのも見た人はいるかも
それと同じことを(頭のなかで)するということです。
もし、イメージしづらければ コピー用紙に会場の見取り図を描いてボールペンや鉛筆、消しゴムなどをコマ代わりに人(お客様、スタッフ、講演者)の動きをシュミレーションしてみるのもいい方法です。
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